COLLABORATIVE
FACILITIES INTERVIEW

『マトウスゴルフ』を導入するゴルフスクールは日々増え、さまざまな形でレッスンに活用されています。では、どのような施設で、どのように活用されているのでしょう。ここでは、『マトウスゴルフ』を導入した施設をご紹介していきます。
今回は、奈良県北葛城郡王寺町にある「BATTERY Golf School」です。広々とした室内に、最新機器を設置した5つの打席、アプローチ‧バンカー‧パターが練習できる特設エリアがあるなど、充実した設備が人気となっています。

代表を務めるのが高橋將人プロ。ピッチャーとして甲子園に出場するなど、28歳まで野球に打ち込んだのちにゴルフの世界に入った異色の経歴を持つコーチです。

「28歳でゼロからゴルフを始めたので、これまでスイングについて試行錯誤を続けてきました。当時、初めてのラウンドで174を叩いてしまい、上手くなろうといろいろなゴルフスクールに通ってレッスンを受けました。そんなことを続ける内に、自分が理想と思う施設を作ろうと思い⾄り、「BATTERY Golf School」をオープンすることにしたのです。スイングを計測できるさまざまな最新機器を導入し、ここでしかできないレッスンを提供することを考えてきました。そんな中で出会ったのが『マトウスゴルフ』です」

「BATTERY Golf School」には現在、約160名のゴルファーが通っています。高橋プロは、レッスンをする中でほぼ全員のスイングを『マトウスゴルフ』で計測し、データを収集したと言います。
「『マトウスゴルフ』を使うと、スイング中の肩や腰の回転量を知ることができます。さまざまなレベルのゴルファーのスイングを解析する中で発見したのが、上級者になるほど、トップからダウンスイングにおける肩と腰の“捻転差”が大きくなることでした。平均スコア100前後のゴルファーで15〜25度、シングルハンデの人で30〜40度、プロレベルになると50度まで広がります。このことから、スイングを向上させるためには正しい体の使い方を覚えて、捻転差を大きくしていくことが近道だと分かったのです」

『マトウスゴルフ』は、センサーを搭載したウェアとリストバンドを着用することで、スイング中の上体の使い方を可視化することができます。レッスンにおいて、正しい動きを正確に伝え、体感してもらう上でメリットの大きいツールですが、多くのゴルファーの計測を行うことで、効率的なスイング作りに必要な要素が見えてきたと言うのです。
「今まで感覚的にしか理解していなかったスイングの要点が、『マトウスゴルフ』と出会ったことでキレイにつながったのです。上達のための効率的な道筋がはっきりと見えましたし、自分が行うレッスンの説得力もかなり強くなりました。『マトウスゴルフ』はレッスンに活用するだけでなく、自分なりのスイング理論を構築する上でも非常にメリットの大きいモノだと思います」

『マトウスゴルフ』は、センサーを搭載したウェアとリストバンドを着用することで、スイング中の上体の使い方を可視化することができます。レッスンにおいて、正しい動きを正確に伝え、体感してもらう上でメリットの大きいツールですが、多くのゴルファーの計測を行うことで、効率的なスイング作りに必要な要素が見えてきたと言うのです。
「今まで感覚的にしか理解していなかったスイングの要点が、『マトウスゴルフ』と出会ったことでキレイにつながったのです。上達のための効率的な道筋がはっきりと見えましたし、自分が行うレッスンの説得力もかなり強くなりました。『マトウスゴルフ』はレッスンに活用するだけでなく、自分なりのスイング理論を構築する上でも非常にメリットの大きいモノだと思います」
『マトウスゴルフ』の使用を続けることで見つけた“捻転差”を作るスイング理論は、プロを目指す超上級者の指導にも役立っているようです。
「うちのゴルフスクールには、真剣に上達したい人が集まっています。中にはジュニアの高いレベルで競技に出ている子や今年、プロテストの受験を予定している子もいます。彼らはすごいスコアを出せますが、『マトウスゴルフ』で計測を行うと、捻転差が小さかったりとスイングには、まだまだ課題があります。特にジュニアの頃からゴルフをしている子はクラブさばきの上手さでボールをコントロールする傾向が強いので、成⻑するに連れて壁にぶつかることも少なくありません。今は⼀緒に体の使い方、クラブのさばき方を見直して再現性の高いスイング作りをしています。『マトウスゴルフ』で構築したスイング理論があるからこそ、彼らの真剣な思いに応えることができているのです」