COLLABORATIVE
FACILITIES INTERVIEW

センサーと一体化したウェア・リストバンドを装着するだけで、スイング中の姿勢を計測し、“見える化”できる機器が『マトウスゴルフ』です。現在、全国で30以上のゴルフ施設で導入されており、各スタジオのコーチたちはそれぞれのアレンジを加えながら『マトウスゴルフ』を日々のレッスンに活用しています。
今回は導入施設の一つとして、東京都新宿区にある「H-1 GOLF ACEDEMY」をご紹介します。

JR「四ツ谷駅」四ツ谷口から徒歩4分という好立地に「H-1 GOLF ACADEMY」はあります。多くのビジネスマンが行き交うこの町で、さまざまな最新計測器や練習器具を用いた“確実に上達できるゴルフスクール”として高い支持を受けています。主宰するのは日本体育大学ゴルフ主将を務めるなど、学生時代から豊富な競技経験を持つ関貴之プロです。美しいスイングを身につけることで、ミスを減らし、確実にスコアアップできるという独自のメソッドで多くのアマチュアゴルファーを指導しています。

「せっかくうちのスクールを選んで来ていただいているわけですから、お客様には確実に上達してほしいと考えています。これは「H-1 GOLF ACADEMY」を立ち上げた当初から変わらないレッスンに対するポリシーです。そのために様々な最新機器や練習器具を導入してきましたが、その中でもすごく役立っているのが『マトウスゴルフ』です」

「H-1 GOLF ACADEMY」では、最大4人までのグループレッスンを中心に、よりきめ細かな指導が受けられるマンツーマンレッスンや初心者のラウンドデビューをサポートする「初心者限定女子クラス」といったさまざまなプランが用意されています。幅広いレベルのゴルファーを的確にサポートしていく上で、『マトウスゴルフ』は欠かせない存在になっていると言います。
「肩の回転量など、スイング的な理想値はありますが、人によって骨格やパワーは違いますし、目指しているステージも異なります。『マトウスゴルフ』でスイング解析を行うことで、その人の体の使い方の癖が見えてきますし、目指すレベルに達するためにどんな指導を行うべきかも明確になります。また、こまめに計測を行う中で絶好調な時のスイングデータを保存しておくことも大切です。その人なりのベストな動きがしっかり分かっていれば、スムーズに良い状態に持っていくことができます」

「基本的にはドライバーからSW、パターまであらゆるクラブで『マトウスゴルフ』を使っています。その中で特に効果があると感じているのがパターのレッスンをする時です。ショートゲームはスイングこそ小さいですが、それだけにアドレス時の肩や腰の向きが結果に大きく影響します。私自身、真っすぐ立っているつもりが肩や腰の向きにズレがあることを、『マトウスゴルフ』の計測を通して知ることができ、パター技術を大きく改善することができました」

「パターではターゲットに対して真っすぐ立てるかどうかが大切になります。しかし、感覚だけで正確に真っすぐ構え続けることは困難です。実際、『マトウスゴルフ』でパターのアドレスを計測すると、本人は真っすぐ立っているつもりでも、背中のラインはオープンで、腰のラインはクローズ…といった具合にあべこべなアドレスを作ってしまっているケースが少なくありません。もし真っすぐ打ったつもりなのに右に外れる、もしくは左に外れるといったミスが多いのであれば、アドレスに問題があるかもしれません」
関プロによると、初心者やアベレージゴルファーだけでなく、シングルハンデの上級者やプロゴルファーであっても、アドレスのズレは起こり得るもののようです。
「極論を言えば、ボールの打ち出し方向が安定しているなら、オープンやクローズに構えること自体は決して悪いことではありません。問題なのは意識とのズレが大きいことなんです。『マトウスゴルフ』を使えば、リアルタイムに背中や腰のラインがチェックできますから、意識と実際の立ち方にどんな違いがあるのか、しっかりとチェックすることができます。アドレスを改善することでストロークが良くなることはもちろん、自分の立ち方の癖を知ることで、ラウンド中にストロークを修正しやすくもなります」