COLLABORATIVE
FACILITIES INTERVIEW

ベストとリストバンドにセンサーを取り付けることで、スイング中の姿勢や体の動きを可視化できる機器が『マトウスゴルフ』です。レッスンをする上で大切な体の動きを簡単に、分かりやすくお客様に伝えることができるツールとして、全国のゴルフ施設で導入が進んでいます。今回は『マトウスゴルフ』導入施設の一つとして、東京都江戸川区西葛西にある「GOLFING BASE TOKYO」をご紹介します。

JR東西線「西葛西駅」から徒歩5分の場所に「GOLFING BASE TOKYO」はあります。2024年7月にリニューアルしたばかりの新しいスタジオには『マトウスゴルフ』をはじめとした最新のゴルフ機器が並んでいます。スタジオをプロデュースし、主宰するのは国内女子のレギュラーツアーに参戦した経験を持ち、ドラコン選手して365ヤードの最長記録を持つ高島早百合プロです。競技者としてスイングを研究してきた高島プロの指導が人気なのはもちろん、専任のインストラクターによるピラティス指導や飛距離アップをテーマにしたイベントを開催するなど、さまざまな形でアマチュアゴルファーの上達をサポートしています。

「効率の良いスイングを身に付ける上で大切になるのは体の動きだと考えています。私自身、ツアーに出場する中で体の重要性を感じてトレーニングは積極的に行ってきましたし、ショットイップスを経験し、スイングを研究する中で改めて体を正しく使うことが大切だと分かりました。一般ゴルファーの方をレッスンしているとクラブの動きばかりを気にしてしまう方がとても多いです。もちろんクラブを動かすことも大切ですが、クラブを動かすのはやっぱり体で、中でも胴体部分、いわゆる体幹をどう意識し、どう動かすかでスイングが大きく変わってきます。そのため、私のレッスンでは体の正しい動かし方について説明することが多いのですが、その際に役立っているのが『マトウスゴルフ』です。体幹の動きは変化を感じにくく、動画などで撮って見ても分かりにくいものですが、『マトウスゴルフ』なら姿勢や動きを可視化してお見せすることができます。レッスンの前後でどう体の動きが変化したのか体感しやすくもなりますので、私の指導法と非常に相性の良いツールだと感じています」

「多くのゴルファーはクラブを使おうとするあまり、腕ばかりを使う“手打ち”になっています。大切なのは骨盤から動かすこと。年齢の高い方は「自分は体が硬い」、「可動域がない」と諦めの気持ちを持っている方もいますが、ちゃんと体の正しい使い方を知って、実践できると体はしっかり動いてくれます。プロのような体の捻転した高いトップを作ることだって十分に可能なのです。体が正しく使えてフォームが改善されると、スイング効率も高まりますので結果的に飛距離が伸びる方は本当に多いです」

「体を効率良く使って飛距離を伸ばすには、下半身から上体へと順番に動かしていくことが大切になります。『マトウスゴルフ』の「始動順番」という機能を使うと、アドレス、ダウンスイング、インパクトにおける体の動いた順番をチェックすることができます。どのフェーズでも腰、背中、腕の順番で動くのが理想で、パッと見た感じキレイなフォームでも、「始動順番」を見るとバラバラになっていることが少なくありません。そうなる理由はここまで解説したように体が正しく使えていないからです。骨盤を中心とした正しい動かし方が身に付いてくると振り方を意識しなくても「始動順番」が理想に近付いていきます。そういった数字の変化を見て、自分の上達が実感できることも『マトウスゴルフ』の魅力の一つですね」