COLLABORATIVE
FACILITIES INTERVIEW

専用のベストとリストバンドにセンサを取り付けることで、スイング時の姿勢や捻転量を計測・解析できるセンシングウェアが『マトウスゴルフ』です。動画などでは分かりにくい体幹の詳細な動きを明確な数字で見せることができ、レッスンの現場で広く活用されています。今回は『マトウスゴルフ』を導入していただいている施設の一つとして、神奈川県横浜市中区本牧にある「園田雅彦 GOLF STUDIO in Yokohama」をご紹介します。

首都高速道路「新山下IC」から10分、横浜本牧通りに面した道路沿いに「園田雅彦 GOLF STUDIO in Yokohama」はあります。スタジオのすぐ近くにお客様専用の駐車場を用意するなど、車でアクセスしやすい立地となっています。2008年にオープンし、地元民を中心に長く親しまれているゴルフスタジオで、主宰するのはツアープロを目指して競技に出場していた経験を持つ園田雅彦プロです。カフェと見紛うようなオシャレな入口を抜けて、スタジオに足を踏み入れるとゆったり大きな打席が1つ用意され、レッスンに使用する『マトウスゴルフ』などの専門機器や練習器具が所狭しと並んでいます。ゴルフ好きであればその場にいるだけでワクワクしてしまう“大人の秘密基地”のような空間です。

「北海道から上京して、ツアープロを目指して千葉県のゴルフ場で研修生をしました。30歳を超えた頃にレッスンに興味を持ち、ティーチングプロの資格を取得。練習場や都内のスポーツクラブでレッスン活動を行いました。その中で、よりお客様のためになるレッスンが何かと考えて行き着いたのが、マンツーマンでの指導です。お客様によってレベルもゴルフの目的も違いますので、人によって最適な指導法は異なります。うちのスタジオではお客様に好きな時に予約を取って来ていただき、目的に合わせた指導を行うスタイルでレッスンをしています。1コマ50分ですので、お伝えできることには限界がありますが、それでもレッスンに満足して、長く通っていただいているお客様も多くいます」

「スタジオに通ってくれているお客様にはさまざまなタイプの人がいます。感覚的な話が好きな人もいれば、しっかり数字を出した方が理解、納得できる方もいます。そういったお客様の好みに合わせる意味で『マトウスゴルフ』が役立っています。スイング中の姿勢や捻転量をはっきりとした数字で見ることができますし、こういった体の動きを可視化できる機器は珍しいですから、数字の好きなお客様は毎回のように『マトウスゴルフ』で計測を行いながらレッスンを受けていますよ。私の理論としても、まずは体の動き、姿勢を整えることでスイングのベースができると考えますから、指導法と『マトウスゴルフ』の性能が非常にマッチしています。「始動順番」などの機能で体が正しく使えているか判定し、どう意識すれば動きが変わるのかお伝えするようにしています。お客様から『マトウスのレッスンを受けたら次のラウンドがすごく良かった』とお声をいただいたこともあり、レッスンを続けていく上で欠かせないツールの一つになっています」

「レッスンをしていると50分という時間は意外に短く、あっという間に過ぎてしまいます。そのため、レッスン後にどんなケアをするかも大切だと考えています。『マトウスゴルフ』は計測したデータにコメントを付けて、お客様のスマートフォンに送信することができますから、次のレッスンまでの間に取り組むべき課題などをお伝えするようにしています。専用のアプリをダウンロードし、QRコードを読み込んでもらうだけで送信できて、非常に簡単であることも良いですね。お客様の中には熱心に練習をして、『1週間頑張ったから数字が変わったはず！』と意気込んで来店される方もいますよ。『マトウスゴルフ』はお客様がスタジオに通うモチベーションにもなってくれるのです。ラウンドを控えているお客様には、どんなことを意識したら良いゴルフができるかというメンタル的なサポートも行っています。『マトウスゴルフ』のデータ送信機能があることで、こういったアフターケアがしやすくなりますので、非常に重宝しています」