COLLABORATIVE
FACILITIES INTERVIEW

3次元センサーを搭載した専用ベストとリストバンドを着用し、ボールを打つことでスイング時の姿勢や捻転量を計測＆解析できる次世代の“センシングウェア”が「マトウスゴルフ」です。肉眼では判別の難しい体幹の動きを詳細にチェックすることが可能で、多くのレッスンスタジオで導入が進んでいます。今回は『マトウスゴルフ』をレッスンに活用していただいている神奈川県伊勢原市の「株式会社Needs Golf」をご紹介します。

「Needs Golf」は、神奈川県でゴルフに関連する施設の運営やイベント企画、グッズ販売を手がける企業です。2023年にPGAティーチングプロの西ケ谷貴紀さんが代表取締役となって会社を立ち上げ、丸田湧貴プロはチーフインストラクターとして加入しました。現在は神奈川県伊勢原市にある伊勢原ゴルフセンター内のゴルフスクールを中心に運営を行っており、丸田プロもそこでアマチュアゴルファー向けのレッスンをしています。レッスンで使用するスタジオには最新のシミュレーション打席が用意されている他、アプローチやパッティングを練習できる人工芝のブースも設置されています。そして、最大の特徴とも言えるのが、丸田プロがレッスン中に使用する折りたたみ式の「整体ベッド」です。

「スポーツトレーナーの専門学校に通っていて、卒業後は整体師になりました。4年ほど整体院に勤めて店長も任されました。しかし、趣味でゴルフを始めてその魅力にハマり、1年で70台のスコアを達成したことで、“ゴルフを仕事にしたい”と考えるようになりました。過去にもいろいろなスポーツをやっていましたが、ゴルフだけは不思議とプロになりたいと思ったんですよね。そして、ティーチングプロの資格を取得してレッスンをするようになり、これまで培ってきたトレーナー、整体師としてのスキルを生かせば、より良い指導が可能になるのではないかと思いました。今では打席の横に「整体ベッド」を常備し、お客様の体の状態に合わせて、すぐに施術できる体制を取っています。レッスンに来られる方は競技志向の方ばかりではなく、高齢の方もいますので、整体を受けられるレッスンとして好評を得ています」

「お客様のスイングを作っていく上で重要だと考えているのはトップで捻転差を作ることです。そこが足りなくて飛距離をロスしている人がとても多いためです。特に高齢の方などは捻転差を作りたくても、体が動いてくれないケースが少なくありません。そこで整体の出番です。体を正しく動かすために大事な部分をしっかりほぐし、可動域を増やしてあげるのです。１コマ40分のレッスンの時間ないだけで行うサービスですので、施術できる時間は限られていますが、必要な部分を緩めるだけでスイングは大きく変わります。肩周りをほぐすだけでヘッドスピードが3m/s上がった人もいました。中にはレッスンの時間中ずっと整体を受ける方もいますよ。人によってレッスンの内容をアレンジすることで、スピーディに上達できるように指導を行っています」

「整体を受けると“すっきりした”、“気持ちいい”と感じるかもしれませんが、姿勢や動きがどう変化したかはイマイチ分からないという方が多いです。そんな時に役立つのが『マトウスゴルフ』で、施術前のデータを取っておき、施術後のものと比較すると明確な数字で変化を知ることができますので、より効果を実感していただくことができます。整体スキルを活用したレッスンと『マトウスゴルフ』の相性は抜群ですよ。レッスンの満足度を高める意味でなくてはならないツールだと考えています」